今回は『マンションの規模について~大規模編~』をお送りいたします!
前回の~小規模編~の続きとなりますので、まだお読みになられていない方はぜひそちらからご覧ください^^
❷大規模マンション
◆メリット
・共用施設の充実
大規模マンションはそのスケールを活かした共用施設が充実していることが売りのひとつです。
大きな敷地にびっしりと建物を建てるケースは少なく、敷地にゆとりを持ち、公園や緑地などを設けてひとつの街になっているようなマンションも多いです。
また、マンション内にフィットネスジム、プール、キッズスペース、ゲストルームなどがあるマンションもあります。
さらに、エントランスにコンシェルジュが控えておりクリーニングや宅配便の取り次ぎなど日常生活の支援をしてくれるサービスや、24時間の有人管理、専任の警備員による巡回などのサポートもあったりします。
・建物が目の前に建つ心配が少ない
広い敷地にゆったりと建てるマンションが多いため、隣の土地に建物が建っても、日当りや風通しに影響が少ないといったマンションが大規模なものの中だと多いです。
将来的な周辺環境をあまり気にしなくてよいのもメリットのひとつですね。
・間取りが豊富
新築で購入するとき限定になりますが、間取りの選択肢が多いというメリットもあります。
小規模のマンションでは困難な間取りのとり方ができるマンションもありますので、同じマンションでも選択肢が広がるのはいいことですね。
◆デメリット
・駐車場やメールボックスが遠い
戸数は多いですが、駐車場やメールボックスが1ヶ所しかないマンションも多くあります。
そのため、お部屋からそれぞれの場所に向かうために、エレベーターを待ち歩いて向かう必要があります。
また、エレベーターも数基ありますが、部屋位置によっては住戸からエレベーターまでの距離が遠くなります。
エレベーターまでが遠いと、朝の忙しい時間も大変になりますね。
・管理組合の運営
総戸数が多い分、管理組合の運営をする際にたくさんの意見が出ます。
人が多すぎると議題によっては内容がまとまらないこともあるそうです。
・豪華な共用設備、施設
大規模マンションは敷地内に共用設備や施設が充実していますが、そういったものを必ずしも使用するとは限りません。
使用しないからといって、毎月の維持費は下がりませんので、使用しない設備・施設にお金を払うといったデメリットもあります。
結局どっちがいいの?
結論は、みなさんの好みや家族構成・ライフスタイルによります!
子育て世代の方であれば、同世代が多くすむ大規模マンションの方がいいかもしれませんし、子育てを終えて夫婦2人だけになったら静かに暮らせる小規模マンションがいいかもしれません。
どちらもメリット・デメリットがあるため、みなさんの今後のライフスタイルを考えながら、どちらを選ぶのがベストかご判断いただければと思います!