こんにちは
コーディネーターの小澤です。
今回は、マンションリノベーションするなら知っておきたいルールをご紹介させていただきます。
マンションにご入居する前には、必ずマンションの管理規約・使用細則を確認しましょう。
管理規約とは、明確なルールを定めることで、トラブルが発生した際の責任の所在についてもはっきりさせたり、快適なマンションライフを維持するための言わば、マンションのルールブックです。
使用細則とは、建物・敷地・附属施設の管理や使用について定められる規約以外のルールです。管理規約よりも詳細で具体的な内容となっております。
つまり、管理規約では基本的な決まりを定めておき、それらの基本事項についてより細かくルール化したものです。
これらは国土交通省が作成した『マンション標準管理規約』を基に作成されたマンションのルールのことを指します。
区分所有法(建物の区分所有等に関する法律)によって、区分所有者間の所有関係や、権利・義務などの基本的な事柄が定められています。
具体的には以下のような内容が管理規約では定められています。
・共用部分の範囲・使用方法
・理事会の権限・義務
・管理組合の運営について
・ペットの飼育に関して
・フローリングの遮音等級に関いて
・民泊などの扱い、、etc
新たに区分所有者になった方、賃貸でお住まいの方、つまりお住まいになっているすべての方が管理規約・使用細則に則って生活をしなければなりません。
またマンションによって、立地や構造、規模などが様々です。管理規約・使用細則は各マンションで異なります。マンションの実状に応じてルールを定めております。
これは、リフォーム、リノベーションをする場合も同じで、マンションによってルールが異なります。
私がこれまで経験した例ですと、、、
・工事着工の2か月前までに工事申請書を提出しなければならない。
・工事に伴って騒音が発生する際には、トラブル防止のため上下・両隣・斜めの入居者様の承認の印鑑が必要。
・キッチンを移設する範囲が限られている。
・電気の容量がマンションで決まっているためIHにすることができない。
・床暖房をつけることができない。
・電気温水器からガス給湯器に変更できない。etc...
ご購入するマンションによって、理想のプランは叶えられる間取りなのにできない場合や設置したい設備が入れられない場合などがあります。
マンションはルールが様々です。私もまだ体験したことのないルールがあるかもしれません。
まずは購入を検討、リノベーションを検討する前に自分の理想と知る間取り、条件などスタッフにお声がけください。
理想がマッチしているマンションかどうかご確認は必ずさせていただきます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。