【おうち探しお役立ち情報】中古住宅＋リノベーションの流れ（出会い・資金計画・住宅ローン・物件探し・購入申し込み・売買契約/請負契約・リノベーション打合せ・本申込・ローン契約・決済・リノベーション工事・お引渡し）

こんにちは！コーディネーターの佐々木です。
今回は『中古住宅＋リノベーションの流れ』をご説明いたします。

リノベの流れのページに簡単に記載されていますが、今回は一つ一つ詳しく解説いたします。
（１出会い・２資金計画・住宅ローン・３物件探し・４購入申し込み・５売買契約/請負契約・６リノベーション打合せ・７住宅ローン本申込・８工事請負契約の変更合意・９ローン契約・１０決済（物件の引渡し）・１１リノベーション工事・１２工事竣工・１３お引渡し・１４リノベーション費用のお支払い）

はじめに。
中古住宅＋リノベーションは、おうちに合わせた暮らしではなく、住む人が本当に叶えたかった暮らしを実現することができるとても魅力的なおうちの購入方法なのですが、やらなければいけないことが多く・・・また専門的であるため、ご自身でやろうと思うととっても大変な作業になります、、。
しかし、ファンリノベではそういった複雑なお手続きをワンストップで提供しています。
このブログでは中古住宅＋リノベーションの流れを不安なく進められるように、いつ何をして、そのときにどんなものが必要になるのかなど、できるだけわかりやすく書こうと思いますので、ご参考にしていただければ幸いです。
長くなりますが、最後まで読んでいただけるとうれしいです！！

１．出会い
お問い合わせいただいたお客様には、まず江坂にあるショールームへお越しいただき、お客様の「叶えたい暮らし」についてお伺いします。
どのようなご希望や夢、不安やハテナ（例えば、壁一面の本棚を造ってさらに大きな造作テーブルがある書斎があるおうちに住みたい！バーカウンターのあるおうちに住みたい！洗濯して干してそのあと、洋服を片づけしやすい家事導線が良いおうちに住みたい！などの内装についてや、こどもの学区を考えて、ここのエリアが良い！両親のおうちの近くが良い！出張が多いから、新幹線や空港が使いやすい場所が良い！などエリアについてやこれからこどもがほしいと思っているけど、どのくらい月々支払が良いのかわからない、自分が家にどのくらい使って大丈夫なのか予算がわからない、全体的におうちを買うことで必要なお金がどのくらいなのか分からないなどおうち購入のお金についてなど）をお持ちか、そしてわたしたちがどのようにお客様のおうち探しをお手伝いできるか、お客様に寄り添い、心を込めてお話させていただきます。

２．資金計画（住宅ローン事前審査）
お客様の現在の生活費と比較しながら、月々のローンの返済額や総借入額が、将来のライフプラン（FPさんへのご相談もできます）に適した範囲内であるか計算いたします。
その上で、資金計画を元に、どの金融機関でどの程度のローンを組むことが適切かをご提案いたします。
資金計画と事前審査を通じて、お客様が将来にわたり過度な負担をかけずに、（例えば、住宅ローンの月々の支払いが多いことによって、旅行や外食が今までと比べて減ってしまったり、好きなものやことにお金を使えなくなってしまったり・・・なんてことがないように）安心しておうち探しに進むことができます。

３．物件探し
物件探しの第一歩は、ご自身の希望条件を明確に設定することです。
予算、広さ、立地（エリア）など、住まいに求める条件をしっかり洗い出しましょう。これが、理想的な物件を見つけるための基準となります。
お引渡し後にお聞きするお客様インタビューでも、物件探しをしやすくするのは、「自分が絶対譲れない条件」「まあ譲っても良いかなあと思う条件」をわかっていることだと、よくお聞きしますので、ここは非常に重要ポイントです！
あとよくお聞きするのは、「実際に物件を見に行ったら、自分の大事にしたい条件が変わりました。」と。なので、実際に物件を見に行くのも大切ですね。
お客様で調べることが難しい、建物の構造のチェックや管理状況、今後の修繕計画などは私たちがきちんと確認し、お客様にとって本当に快適で安心してお住まいいただけるおうちをとことんお探します。

４．購入申し込み
売主様へ「不動産購入申込書」を提出いたします。
この書類はお客様の物件購入の意思表示を売主様へ示すものです。そのため、迅速に提出することが大切です。
素敵な物件は魅力的なため、他のお客様も狙っている可能性があることを考えると、競争が激しい場合が多いため、機会を逃さずに行動することが成功の鍵となります。
物件購入に向けた意思表示をしっかり行い、理想の住まいを手に入れるチャンスを逃さないようにしましょう。

※ここでの注意点！
不動産購入申込書を１番に出したからと言って、その物件を買えるとは限らない！？なぜか！？
２番に申込みした人が現金・満額だったら、１番手に浮上する。次に住宅ローンが通っていて満額の人が買いやすいのです。

５．不動産売買契約・リノベーション工事契約の締結
おうちとリノベーションの契約をおこないます。この契約には約2時間～3時間程かかります。ずっと話を聞かないといけないので、なかなかの長丁場です。
物件のこと、リノベーションのことを詳しくご説明いたします。気になることがあれば遠慮なくご質問ください。ご納得いただいた上でご契約いたします。
持ち物は下記のとおりです。

・実印
・手付金（物件価格の5％～10％を契約時に売主様へお支払いいたします）
・収入印紙（売買契約書に貼付する収入印紙です。）
・身分証明書

６．リノベーション打ち合わせ（1回～5回）
リノベーション打合せの流れについては過去のブログがございますので、よかったらそちらをご覧ください。

７．住宅ローン本申し込み
複数の金融機関で事前審査をおこない、条件を比較していただき、お客様が選んだ金融機関で住宅ローンの本申し込みをおこないます。
場所は金融機関でおこない、時間は約1時間半かかります。
持ち物の中に役所（マイナンバーカードをお持ちであればコンビニでも取得可）で取得していただく必要がある資料がありますので、ご注意ください。
本申込のあとに、リノベーションの打合せが入ることもあり、お金のことやリノベのことで１番頭がいっぱいいっぱいになってしまう方が多い時期です…。
持ち物は下記のとおりです。

・住民票
・印鑑証明書
・源泉徴収票
・課税証明書または住民税決定通知書
※金融機関により必要枚数が変わります。

※ここでのポイント！
売買契約から住宅ローン本申込までの期間は、できるだけ早い方が良い！
なぜか！？
住宅ローン特約に期限があるから。（大体１ヶ月）そして、住宅ローンの審査に２週間くらいかかるからです。
☆ローン特約とは、ローンが不成立だった場合、不動産売買契約そのものを解除して契約を白紙に戻すことが可能な制度です。

８．工事請負契約の変更合意
リノベーション工事の内容が決まったら、確定した金額でリノベーション工事の契約金額を確定した金額に変更いたします。

９．住宅ローン契約
住宅ローンを利用する金融機関で住宅ローンの契約をおこないます。
時間は約1時間かかります。持ち物は下記のとおりです。

・実印
・銀行お届け印
・通帳
・収入印紙
※金融機関により内容は変わります。

１０．決済（物件の引き渡し）
決済日には住宅ローンのお金がお客様の口座にお振込みされ、そこから物件代や諸費用のお支払いをおこないます。
その後、売主様から物件の鍵を受け取り、物件の名義もお客様の名義となります。
決済の場所は金融機関でおこない、時間は約1時間かかります。持ち物は下記のとおりです。

・実印
・銀行お届け印
・通帳、キャッシュカード
・認印

１１．リノベーション工事着工
リノベーション工事の開始です。
工事の途中に１～２回、現地でお客様と設計・施工担当でお打ち合わせをすることもございます。
※工事をする前に、マンションの場合は工事申請を工事着工日より、約１週間～２週間前（長いと約１ヶ月前に出さないといけないマンションもあります。）に出さないといけません。

１２．工事竣工
リノベーション工事の完成です。完成したお部屋をお客様にチェックしていただきます。
気になる箇所がございましたら、遠慮なくお伝えください。
是正工事をしっかりとおこないます。
工事期間はフルリノベーションの場合、1.5カ月～3ヶ月（土曜工事できないマンションの場合は、約4ヶ月）かかります。
土曜も工事して良いというマンションの方が多いです。