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自分にあった住宅ローンの選び方

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こんにちは!コーディネーターの佐々木です。
最近は住宅ローンの話題がニュースでも多くとりあげられていますね。
ここ最近の物価高に伴い、変動金利の上昇があるのではないか?とよく言われています。
また固定金利も毎月のように上昇しており、住宅ローン選びが半年前と今では大きく変わってきています。
そんな今だからこそ改めて「住宅ローンの選び方」について解説させていただきます。

さて、みなさんは住宅ローンをどのような基準で選んでいますか?
金利?普段使っている金融機関?インターネットのランキング?
現在はインターネットで調べればすぐに色々な情報が得られますよね。
ただ住宅ローンに関してはインターネットには書いていない事も多くあるので、単純にインターネットの情報だけで比較は難しいかもしれません。

◆住宅ローンを選ぶ基準
1,金利
2,保証料、事務手数料、その他手数料
3,団体信用生命保険
4,その他
※今回は金利、保証料、団体信用生命保険などの説明は他のサイトにおまかせすることとし、選び方について解説いたします。

1, 金利
変動金利、当初固定金利、全期間固定金利、など金融機関によってはさまざまな種類がございます。
金利が低い方が毎月の支払額は低くなります。
住宅ローンを比較される際、ほとんどの方は金利で比較されている方が多いと思います。
特に数か月前までは変動金利の低い金融機関を探す方しかみえませんでしたが、
最近は金利上昇のニュースが多く流れているからか、全期間固定金利に関して、お客様からの質問もかなり多くなってきました。

2, 保証料、事務手数料、その他手数料
一般的には借入金額の2.2%を保証料、事務手数料という名目で金融機関に支払うことになります。
一部銀行では事務手数料が定額や無料の場合もございます。
また住宅ローンの契約を電子契約でおこなう金融機関の場合は収入印紙が不要のため約2万円の収入印紙を購入する必要がなくなります。

3, 団体信用生命保険
がん、三大疾病、七大疾病、など金融機関によってさまざまな種類がございます。
団体信用生命保険は住宅ローンを利用する場合、原則加入が必要となります。
こちらも金融機関によってさまざまな種類がございます。

4, その他
リノベーション費用も住宅ローンに含めて借りられる、住宅ローンを利用することで、振込手数料が月○回まで無料、繰り上げ返済手数料が無料、引っ越し代や新居の家具家電の費用も一緒に借りたい、など金融機関独自のサービスがございます。

以上の4つの基準を比較して住宅ローンを利用する金融機関を選ぶことになります。
それではどのように金融機関を選んだらいいでしょうか?
金利が低い所?保証料が無料の所?

それはお客様によって違います。
ほとんどのお客様が金利が低い金融機関をインターネット等で調べて「○○銀行の住宅ローンが金利が低いのでいいと思う」とお聞きします。
もちろんお客様がお調べした銀行がそのお客様に一番あった金融機関の場合もございますが、
多くの場合はお調べいただいた金融機関から変わることの方が多いです。
そのためどんなお客様がどのような住宅ローンを選んだかご説明いたしますので選び方のご参考にしていただければと思います。

◆住宅ローンの選び方の事例
事例1
4人家族のお客様(30代ご夫婦、小学生のお子様、保育園児のお子様)
こちらのお客様は私たちとお話する前にインターネットで住宅ローンの事をしっかりと調べて、某ネット銀行で住宅ローンを組むつもりでした。
ネット銀行を選んだ理由は金利が低い(変動金利0.4%以下)、がん団信(50%)が金利上乗せ無しで付帯していたというのが理由です。
しかし、ご夫婦のお話を聞いていると、金利が低いのも重要ですが、万が一旦那さまに何かあった時の保証(団体信用生命保険)の事も重要視されていました。

そのため、私たちからは地方銀行の住宅ローンをおすすめいたしました。
そちらの銀行では金利が0.4%代でがん団信(100%)が金利上乗せ無しで付帯しました。
万が一旦那さまに何かあった時や、がんと診断された時に住宅ローンが保険によって完済されるため、安心して住宅ローンを組めるこちらの地方銀行で住宅ローンを組みました。

事例2
40代ご夫婦

こちらのお客様はカードローン2社で借入しており、貯金もほとんど無いので、できるだけ手持ちのお金を出さないようにお家を購入したいというご要望でした。
現状カードローンや車のローンの借入がある方は住宅ローンが借りられない場合もございます。
しかし、そういう借入がある場合でも住宅ローンを借りられる方法もございます。

今回は住宅ローンの中にカードローン2社の借入分も含めました。
カードローンを完済、さらに新居への引っ越し代、家電代も一緒に借りました。
そのため手持ちのお金をほとんど出さずにお家購入ができました。

事例3
30代女性単身

こちらのお客様はリノベーションをして自分の理想の暮らしをしたいのと、35年間固定金利で住宅ローンを借りたいというのが希望でした。
そのため住宅ローンではリノベーション費用も一緒に借りられる事と全期間固定金利を重要視しておすすめいたしました。
今回は地方銀行の住宅ローンをおすすめいたしました。
リノベーション代を借りられるのはもちろんですが、35年間の固定金利でがん団信(100%)を付帯して金利は0.9%代で借入ができました。

◆まとめ
3つの事例をご紹介いたしましたが、一概に金利が低いからここの銀行がいい、保証が手厚いからここの銀行がいいということではありません。
お客様の事情や要望によっておすすめできる住宅ローンは違ってきます。

またネット銀行以外の銀行では住宅ローンのすべての情報がホームページにのっていないことも多くございます。
金利もホームページに記載してある金利より低くなる場合や保証が付帯したりします。
そういった特徴を私たちは把握して、お客様にあったものをご提案しております。

お家選びも重要ですが、住宅ローン選びも同じぐらい重要だと私たちは考えております。
同じ金額のお家を購入したとしても、金融機関の違いで、総支払額が数百万円違ってきます。
住宅ローンの選択ミスで数百万円損をしてしまう事があるのです、、、

そうならない為にも弊社ではあえて提携の住宅ローンを作っておりません。
提携の住宅ローンしか利用できなかった場合、その住宅ローンがお客様にあっていない可能性もあるからです。
必ずお客様にあった金融機関で借りていただくようにしております。

今後お家の購入で住宅ローンを利用する場合は、必ずプロにご相談ください。
そしてきちんと比較して選んでください。
一番お客様にあった住宅ローンを利用することで今後の生活も豊かになります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

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