こんにちは!
コーディネーターの内山です。
おうちのなかで最も面積が大きいと言っても過言ではない、『床』。
フローリングの素材や色によっておうちのイメージが大きく変わってきますよね!
リノベーションでもまず、床を何にしよう?と決める方が多いです。
廊下・部屋・リビングダイニング・キッチン・トイレ・洗面所・玄関など区切られた部屋ごとに床材を変えることもよくあります。
フロアタイル・塩ビタイル・長尺シート・タイルカーペット・クッションフロア・そしてフローリングなど、まず床の種類はいろいろあります!
リノベーションの打合せのときに、多くの方がどれにしようか迷うポイントでもあります。たしかに、おうちのベースとなる床材はどれにしようか迷ってしまいますよね!
どんな種類があるかを理解することで、選びやすくなります!ということで、今回はその中でもリビングダイニングや寝室などに使われることの多い、フローリング材についてお伝えします。
フローリング材と言ってもこれまたいろいろな種類がありまして、
今回は主な2種類のフローリング材(複合フローリング・無垢材フローリング)についてご紹介したいと思います。
- 複合フローリング
一番多く使用されているフローリング材です。
基材となる集成材や合板の上に薄くスライスして天然木や化粧シートなどを張り合わせて作られたフローリング材で、メーカー、樹種によって価格差はありますがリーズナブルな価格設定がされていることが多いです。
一言でまとめましたが、複合フローリングにも実は3種類ございます。(1)挽き板タイプ
ノコギリなどで木材を挽き、2~3ミリ程度の厚さにした天然木(挽き板)を表面に張って仕上げます。コストをおさえながら無垢材のような質感を楽しめます。↓お客様の施工事例です☺️↓
(2)突き板タイプ
0.3ミリ~1ミリ程度に薄くスライス(丸太をかつら剝きしたイメージ)した天然木を基材に張り付けして作られます。
表面をワックスフリーの加工が施されている商品が多く、メンテナンスも容易です。
カラーバリエーションも多く設定されています。
↓お客様の施工事例です☺️↓
(3)シートタイプ
近年ではプリント技術がすごく発展しており、まるで本物の木のような木目をプリントしたシートを基材に張り付けして作られフローリングです。金額は一番リーズナブルです。
パッと見ただけでは本物かプリントかはわからないと思います。
部屋のフローリングをじっくり見て、同じ木目のフローリングがあればシートタイプのフローリング、とわかります。
こちらもメンテナンスは容易です。↓お客様の施工事例です☺️↓
- 無垢材のフローリング
複合フローリングと違い基材などの合板は使用せずに上から下まで1層の天然木のフローリング材です。
質感がよく、複合フローリングにはない温かみがあります。
実際、複合フローリングと比べると冷たさを感じにくいです。
天然木ですので経年変化も楽しめ、無垢材ならではの味が日を追うごとに感じとれます。
また複層材は接着材を使用してフローリング材を作成します。
無垢のフローリングは1層なので接着材は使用しておりません。
ですので、アレルギー体質の方や喘息の症状をお持ちの方が好まれるフローリングでもあります。
また、天然木ですので調湿作用もあるのも複合フローリングにはない特性です。デメリットもございます。
先ほど調湿作用がありますとお伝えしましたが、フローリング自体が湿度によって収縮・膨張します。
乾燥時はフローリングとフローリングの間に隙間が発生することがあります。
あと、表面の塗装や加工次第ですが、水や傷に弱い側面があるので、こまめなお手入れが必要です。
価格は樹種によって様々です。↓お客様の施工事例です☺️↓
(パイン/オイル塗装)
(バーチラスティック/オイル塗装)
(オーク/春風クリア塗装)
今回は2種類のフローリング材についてご紹介させていただきました!
あこがれる方が多い無垢のフローリングですが、メリット・デメリットをよく理解して頂いた上で選んで頂きたいと思います。
ファンリノベではお客様のご要望にあったフローリング材をご提案させて頂きます。
ご相談お待ちしております。
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