造作家具とは世界に1つだけのオリジナルの家具のこと。
部屋の大きさや暮らしに合わせた造作家具はなんといっても特別感があり、空間に一体感を出すことができます。
新築では間取りに合わせて既製品の家具を選び、間取りや家具に合わせて生活するのですが、リノベーションでの造作家具は生活に合わせて作っていくという違いがあります。
比較的金額は高くなりますが、満足度が大きく変わってくると思います。
今回はそんな造作家具をどのように作っていくのか、カップボード(食器棚)兼用テーブルを例として「①下地編」「②仕上げ編」の2回に分けてご紹介させていただきます。
①造作家具~下地編~
まずは大工さんに下地を作ってもらいます。
ここに棚板を取り付けるので下地が必要等々打合せをしながら木材で壁・天井の下地を作っていきます。
コンセント用の配線も場所を確認しながら通していきます。
続いてテーブル部分になるカウンターを取り付けていきます。
今回のカウンターはサイズが大きく1枚では現場に搬入出来ないため、2分割にし現場に納品してもらいました。
ジョイント部分は、材木屋さん大工さんに加工してもらい、丈夫で見た目も綺麗になるよういたしました。
この部分は隠れて見えなくなってしまうのですが、職人さんたちのこだわりポイントです^^
モルタル仕上げの為、「ラスカット」という板で壁・天井を作っていきます。
固定棚も取り付けし、造作家具の下地の完成です!
食器棚の形が見えてきましたね!
このあとどのような仕上がりになるか気になるところですが、今回はここまで^^
これから塗装をしてさらにオリジナル感を出し、周りの雰囲気との統一性をもたせていきます。
次回は、造作家具②~仕上工事編~をお届けいたします!お楽しみに~!
羽根 HANE